2020/08/10 00:49

「どうやってフィッシュレザーを作っているか気になる!」そんなご要望にお答えするべく、生の魚の皮がフィッシュレザーになるまでを大まかな工程ごとにお伝えします。



1.皮を頂く

地元魚屋さんから刺身などに加工する際にとれた皮を頂きます。

本来であれば廃棄されしまうものですがtototoは食べるために頂いた魚の命を大事にしたいという思いからフィッシュレザー に加工しています。



2.身を削ぐ

脂身が酸化すると生臭さの原因となるため、頂いた皮についた身や脂を削ぎ落とします。この作業は魚の生臭さを取り除くためにとても重要なため、丁寧に一枚一枚作業していきます。そのため一番大変な作業でもあります。



3.塩漬け

水分が多く含まれる皮はすぐに腐ってしまいます。

そのため身と脂を削ぎ落とした皮に満遍なく塩をまぶし塩漬けにします。こうすることで余分な水分が流れ出て、長期間保存が効く状態になります。



4.脱脂

乾燥保存していた皮にはまだ脂分残っているため、脱脂加工用の液に浸けてさらに脂分を徹底して除去していきます。脂分の抜けたこの状態になると魚の生臭さは感じられなくなります。



5.タンニン鞣し(なめし)

タンニン鞣しとは、魚の皮を丈夫でしなやかなレザーにするために欠かせない工程です。

タンニンとは植物由来で、緑茶やワインなど身近なものにも含まれている渋味の成分の一つです。

そしてtototoではミモザから抽出されたタンニンパウダーを使用しています。


このパウダーを溶かしたタンニン液に皮を浸け、丁寧に時間をかけて加工していきます。

この工程を経ることで繊維が締まり丈夫でしなやかな革が出来上がります。



6.染色

出来上がったフィッシュレザーをこだわりの色へ染め上げ、製品へと加工していきます。